大学図書館研究会 九州地域グループ ブログ

大図研 九州地域グループの活動を紹介しています。

福岡支部 特別研修企画(6/13-14) <開催報告 第1日目>

大図研福岡支部 特別研修企画
「潜在ユーザー発掘大作戦は終わらない!!
   -ハードコア・ノンユーザーのつかんだ心を離さない図書館ブランディング -」

第1日目は熊本大学図書館で開催!その様子をお伝えいたします。

まずは、事例発表からです。5大学の方から発表が行われました。


■ 事例発表1:「図書館員の苦悩 −組織の宿命をいかに乗り切るか!?」
安東 正玄さん(立命館大学

複数の課にわたると大変、企画を通すのも大変。
だけどくじけるな!というメッセージ。
いろいろな図書館があるということを考えさせられます。


■ 事例発表2:「図書館ブランディング熊本県立大学での取り組みと活動予定」
大橋 香織さん(熊本県立大学 学術情報メディアセンター図書館)

ぜひ、新聞などにだすべきですね、というご意見あり。
実際同じような活動をしている参加者からは、ボランティアの人数や募集方法について質問がありました。


■ 事例発表3:「いいね!がいっぱい!熊大図書館のブランディング
廣田 桂さん(熊本大学教育研究推進部図書館ユニット)

新たに手に入れた熊大図書館のブランドを紹介。
コラボイベントが多いです。


■ 事例発表4:「図書館ブランディング のち セルフブランディング のち ・・・」
原田 佳子さん(九州国際大学

図書館、そして自分のブランド力はアップ!
別のところでも図書館と何かやれる、主人公になれる!と励ましが…。


■ 事例発表5:「Branding(ブランディング)−図書館は誰のもの」
矢崎 美香さん 坂田 幸代さん(九州女子大学

(発表資料公開準備中)
一過性の効果はブランディングにつながりません。
続けられる組織をつくる!というのが大事。


■ 仁上さんからの総評 ■

図書館のみなさんはいろいろやっています。
キャラクターを作ったり、イベントをやったり…
でもどんなにブランディングして頑張っても、伝わっていないのでは?
10%ぐらいしか…。
なぜ、ダメなのか。それはみなさんが「本丸」に迫っていないから。

→ 2日目に続く…


☆ 出版記念会 in 九州 & 特別例会情報交換会 ☆
仁上さんの著書『図書館員のためのPR 実践講座』の出版記念と情報交換を兼ねた夜の会です。

全員で仁上さんが用意したスライドを見たかったのですが、
機器がそろっていないというハプニング。
そこで急きょ、各自手持ちのスマートフォンなどで見ることに。
これが意外に見やすい!と評判よしでした。