大図研福岡支部 2013年5月例会記録
5月例会では、米国ボストン市及び近郊の大学図書館をご訪問なさった今藤さんより、その概要や参考となる取り組み事例などについて、写真を多数見せていただきながらご発表いただきました。
(写真:今藤さんご提供)
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日時:5月25日(土) 15時〜17時
会場:西南学院大学 2階グループ学習室1
参加人数:13名(発表者含む)
テーマ:
親しまれる図書館を目指して;中小規模大学図書館ができることへの一考察 −米国ボストン市及び近郊の大学図書館訪問事例を参考に−
発表者:今藤覚さん (中村学園大学図書館)
<概要>
・訪問期間は2月26日〜3月1日。私的に企画・訪問。
1.なぜ米国大学図書館か、また、なぜボストン市か。
・所属先と同じ中規模大学を訪問したいと考えた。
・米国はラーニングコモンズ等、様々な大学図書館サービスの発信地である
・私大協西地区部会研究会、九州地区研究会などにおける米国の大学図書館の将来への提言に関心
・エルゼビアセミナーでの2つの米国大学図書館での事例
・米国の教育制度、教育事情の概要
・ボストン市はハーバードを始めとする超一流大学と多様な中小規模大学が存在する都市
日本文化と関連深い美術館、博物館の存在
・JALPAKツアー「アカデミックボストン号」
→アカデミックボストン号の訪問先(ハーバード大学、J・F・ケネディ図書館、MIT)+近隣の中規模大学を訪問先に決定。
2.準備したもの
・訪問の目的も記入した、自分と所属先のオリジナル自己紹介文(英文)
・大学の利用案内(英語訳のものも)
・Library Lovers’のポスター(縮小版)、企画に使用した各県の台紙
・九州国立博物館の英語版・日本語版パンフレット
3.訪問先米国大学図書館での特長と今後の図書館活動について参考となった事項
●Tufts University
http://www.tufts.edu/ (http://www.library.tufts.edu/tisch/ )
・共同作業のできる部屋
・静かに過ごす場+くつろぐ場
・デジタルデザインスタジオ
・Facebook、twitter、E-mailを使って学生とやり取り
・350のDBを契約
・ILLは無料でサービスを提供
●Emmanuel College
http://www.emmanuel.edu/ (http://library.emmanuel.edu/)
・リテラシーのクラス、1年に100以上
・2,100タイトルのジャーナル
●Simmons College
http://www.simmons.edu/ ( http://www.simmons.edu/overview/academics/library/ )
・HPにLibrary紹介(ユニークな映像を公開)
・スタッフ紹介もあり、司書のPRがなされている
●School of the Museum of Fine Arts, Boston
http://smfa.edu/ (http://smfa.edu/library)
・近隣の大学と協力体制
・小さい図書館ながら、司書の方が丁寧に対応
・館内にはアート展示
→展示換えは一晩で行い、印象を変える
●Berklee College of Music
http://www.berklee.edu/ (http://smfa.edu/library)
・「地球の歩き方」でも紹介されている
その他、
・New England Conservatory of Music
http://www.necmusic.edu/ (http://www.necmusic.edu/libraries )
・Harvard University
・JFK図書館博物館
・ボストン公共図書館
・・・など
4.参考になった事項
・目録
・イベント
・データベース
・コンソーシアム
・施設設備
・司書・レファレンス体制
→丁寧なリテラシーサービスを提供
・その他
5.反省事項、今後に向けての検討事項
・人数
・費用(後進の育成という面で)
・動画
・対象
・語彙
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