大学図書館研究会 九州地域グループ ブログ

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来(き)んしゃい!福岡(全国大会福岡への道)第5回 Web編

お手元に届いた「大学の図書館」5月号の記事は、もうお読みいただけたでしょうか?
今回のテーマは、「分科会および企画の紹介」です。


とある平日の昼休み。
職場にて、美咲が何やら書類を熱心に読んでいる。


先輩「珍しいな〜。昼休みに食事もとらずに仕事してるなんて。槍でも降るんじゃないか?」
美咲「降りませんよ、そんなもの。いくら私でも、食事を忘れて、お仕事に没頭する時だってありますよ!」
先輩「あはは。まあ、言ってみただけだから、そう怒らないで。忙しいのかい?」
美咲「いえいえ、これは全国大会の資料ですよ。お昼ご飯だって、最初の5分で済ませました!私が食事を忘れるわけ無いじゃないですか〜」
先輩「・・・。“そんなことで威張るな”とか、“しっかり噛んで食べろよ”とか色々突っ込みたいが、まあそれは置いといて」
美咲「先輩、声に出てますよ」
先輩「資料って・・・あー、旅行のパンフレットか」
美咲「はい!私は3日目にある主題別分科会の人社系担当ですからね〜。気合十分です!」
先輩「その熱意を仕事にも…と余計なことは言わないでおこうか。炭鉱遺産を巡るツアーだったっけ?」
美咲「そうですよ。福岡市から車で1時間ほどのところにある飯塚市が今回の見学地です」
先輩「飯塚は見所が色々あるからな。嘉穂劇場とか、歴史資料館とか…。一日では足りないよな〜」
美咲「そうなんですよ。今回は、炭鉱王の伊藤伝衛門が住んでいた『旧伊藤伝衛門邸』あたりを観光バスで巡ろうかと考えているところです」
先輩「いいねぇ。運がよければ『旧伊藤伝衛門邸』の入り口近くで成金饅頭を売ってるから、お土産もばっちりだよな」
美咲「私たちの会話だと、やっぱり最後は食べ物の話になるんですね・・・」
先輩「他の主題別分科会の話は聞いてる?」
美咲「理工系は、北九州あたりで見学地を探しているみたいでしたよ」
先輩「北九州か。あそこも見どころ一杯だから、担当者はどこに行こうか迷っているだろうな〜」
美咲「ところで、先輩は2日目の課題別分科会の担当者でしたよね。どのテーマでしたっけ?」
先輩「図書館システム分科会だよ。もう既に、VARRY(ベイリー)に分科会のコミュニティも用意してるぞ」
美咲「いつの間に・・・」
先輩「はっはっは、俺様にぬかりは無い!」
美咲「なんか、キャラが違いますよ先輩。えー、私もそのコミュニティに入りたいです」
先輩「一応、非公開のコミュニティだから、まずは管理人の俺に連絡してくれ」
美咲「えっと、どうするんでしたっけ?」
先輩「・・・。お前、まだどこのコミュニティにも参加してないの?」
美咲「いやあ、ちょっと間が空くと忘れちゃって。えへ」
先輩「えへ、じゃないだろ。仕方ないな。じゃあ、まずはVARRYにアクセスして」
美咲「(自分のID・パスワードでログインして)できました!」
先輩「で、図書館システム分科会のコミュニティを検索してくれ」
美咲「左上に『コミュニティ検索』ってのがありますね」
先輩「『DTK図書館システム分科会』で検索してもいいし、『DTK』だけでも検索できるだろ」
美咲「おおっ、DTKで検索すると、『地酒の会コミュ』もヒットした!」
先輩「・・・気持ちはわかるが、それは置いといて。その検索結果の中の、『DTK図書館システム分科会』のロゴか『詳細を見る』ボタンをクリックして」
美咲「はい。無事にコミュニティのページにたどり着けました」
先輩「そうしたら、上に『コミュニティに参加』ってのがあるだろ?」
美咲「クリックすると、メッセージ送信画面になりますね」
先輩「大図研関係者だってわかるようなコメントをつけて送信してくれたら、管理人の俺が登録するって手順だ。簡単だろう?」
美咲「えっと、『by 美咲』っと。これでよし」
先輩「既に『分科会の企画トピ(トピックス)』も用意済みだから、じゃんじゃん書き込んでくれよ」
美咲「はーい。VARRYって便利ですね〜」
先輩「慣れるまでは、敷居が高いと感じる人もいるかもしれないがな」
美咲「いやいや、『地酒の会コミュ』の存在を知ったら、きっとVARRYのアクセスも増えますって!」
課長「んっ、ん〜、二人ともお昼休みはとうに過ぎているのだがね?」
美咲・先輩「「うわっ、課長!!」」


 ここからが、Webでしか見ることができない、続きのお話です。
 帰り支度を始めた先輩。美咲が何やら考え込んでいることに気がつきます・・・


美咲「うーーーーん、む〜〜〜〜ん、はぁ・・・」
先輩「何を考え込んでるんだ?」
美咲「うわっ、びっくりした〜。気配を消して背後に立たないでくださいよ〜」
先輩「消してない、消してない」
美咲「そうですかぁ?まあ、いいや。今、キャッチコピーを考えているんですけど、どれがいいかなぁ、と思って」
先輩「どれどれ?『筑豊の3都市のひとつ飯塚市』『車いすテニスの国際大会が開催される飯塚市』・・・『井上陽水の生誕地でもある飯塚市』っておい」
美咲「あと、『麻生太郎外務大臣のお膝元でもある飯塚市』っていうのも考えたんです!」
先輩「そもそも、なんのキャッチコピーなんだ?」
美咲「え、人文・社会系分科会の開催地をアピールするためのキャッチコピーに決まっているじゃないですか」
先輩「開催地をアピールしてどうする。主題別分科会の中身をアピールしろよ。準備は順調なのか?」
美咲「はい。見学地も絞り込めてきました。当日は飯塚市在住の方に案内をしていただけることになったので、私も楽しみなんですよ〜」
先輩「25日は、他に『理工系』と『医歯薬生物系』分科会もあるんだよな。どれに参加しようかな〜」
美咲「『理工系』は九州大学附属図書館芸術工学分館の見学になったそうですが、ここって面白いコレクションを持ってるんですよねぇ。で、医歯薬生物系』は奈良県立医科大学さんの闘病記文庫のミニレポートや、参加者同士の意見交換をやるみたいです」
先輩「う〜ん、全部の分科会に参加できないのが残念。当日は天候に恵まれるといいよな」
美咲「本当ですよね。こればっかりは、先輩の神通力を持ってしてもどうにもなりませんものね」
先輩「いつから俺は神通力持ちになったんだ?」
美咲「飲み会の匂いを嗅ぎ付けるのは図書館で一番ですよね!」
先輩「ほほぅ!」
美咲「・・・なんだか冷たい視線を感じますね。まあ、それは置いといて、さっきVARRYを見てみたら、分科会のコミュ(コミュニティ)が増えてましたよ〜。ほら。(画面を開いてみせる)」
先輩「(画面を覗き込み)『機関リポジトリ』に『蔵書構成』、『大学図書館史』に『利用者サービス』か。これもまた、どれに参加するか悩ましいな。」
美咲「今年の分科会は、『図書館経営』、『危機管理』、『出版・流通』あと『電子リソース』もありますね」
先輩「『機関リポジトリ』は、発表者も内容もほぼ決まってるみたいだな。」
美咲「そういえば、『出版・流通』では、街の本屋さんからお話を聞けるかもしれないって噂ですよ」
先輩「へえ〜」
美咲「ところで、分科会コミュについてふと疑問に思ったんですが、全国大会当日に参加できない分科会のコミュニティにも参加していいんですよね?」
先輩「もちろん。分科会もそうだけど、そもそも全国大会に参加できない人でも、何らかの形で参加したい!っていう想いを実現してくれるのがVARRYだろう!」
美咲「お、想いですか。熱く語りますね〜、先輩。じゃあ、遠慮なく、各分科会コミュへの参加表明メールを出しちゃおうっと」
先輩「俺も、まだ参加していない分科会のコミュに入っておこう。(再度、画面を覗き込み)へえ、分科会ではないけれど『大学図書館関係記事紹介』なんてコミュもできてるな」
美咲「増えていくのをみると、ワクワクしてきませんか?」
先輩「着々と、全国大会に向けて前進しているよな」
美咲「やっぱり、『地酒の会コミュ』が光ってますよね!(「地酒の会コミュ」を見て)あ〜、どれも美味しそう・・・限界です!先輩、誰か誘って飲みに行きませんか?」
先輩「そうだな、花見以来だし残っている人間に声かけてもいいけど、速攻で寝るんじゃ・・・」
課長「んん〜?楽しそうな話をしてますねぇ、仕事もそれくらい熱心にやってもらえれば言う事無いのですが・・・」
美咲「か、課長!!」
課長「?どうしたんです。行かないんですか?」
美咲・先輩「「い、いえ・・・」」
先輩『(心の声)図書館一の神通力の持ち主は、むしろ課長・・・』


※執筆担当者注:美咲と先輩は、実際の分科会担当者とは関係ありません!