大学図書館研究会 九州地域グループ ブログ

大図研 九州地域グループの活動を紹介しています。

来(き)んしゃい!福岡(全国大会福岡への道)最終回 Web編

美咲「じゃ、先輩お先に失礼しま〜す。」
先輩「おう、おつかれ〜。俺ももうちょっとで上がるわ〜」
??「まて君たち、もう帰っちゃうの?」
先輩&美咲「「はい?・・・げっ、しぶちょ。なんでココに」」
しぶちょ「なんでって、今日は全国大会の打合せをするってメールしたじゃないか。」
先輩「え・・・・・あ、確かにそんなメールも流れていたような」
美咲「というかまだ18時過ぎたばっか・・・」
しぶちょ「ん、なんか言った?美咲さん(にっこり)」
美咲「い、いえ、別に何でもないですよ、あははは(汗)」
しぶちょ「なら結構。ほれほれ、打合せの準備始めるぞ」



そう言われて、しぶちょとともに会議室へ消えていく二人。どうなる!怒濤の最終回!!



美咲「え?なにこのナレーション!?。最終回って?ちょっと待って、まだ心の準備が〜」

・・・・・

しぶちょ「じゃ、全員揃ったという事で、今日は本番前の現状確認を行います。じゃあ、事務局よろしく。」
事務局「では早速。開催日は2008年8月23〜25日の3日間。会場は西南学院大学です。」
美咲「日程はどういう風になってるんでしたっけ?」
企画「じゃ、その辺のことは僕が、詳しくは議案書号にも掲載されてますが、1日目が全体会、研究発表、記念講演がメイン。2日目が課題別分科会。10テーマを1日かけてやります。3日目が主題別分科会。今年は3分野の分科会が行
われます。」

美咲「改めて見ると、ほんと盛りだくさんですよね。うぅ、全部回れないのが悔しいです。」
先輩「わざとらしい、どっちかというと懇親会とか自主企画のほうが楽しみなくせに。」
美咲「え?なんですか?(にっこり)」
先輩「いやだから・・・いてっ、あいたたた、両腕の肉が捻じ切れる・・・って、なんで両腕!?ちょっと、なんでしぶちょまで抓ってるんですかっ!!」
しぶちょ「あ?いや、なんとなく流れで・・・」
企画「こらこら、そこ。話しの腰を折らないように。じゃあ次、その懇親会、自主企画関連は?」
事務局「はいはい。懇親会の方も準備は問題ないようです。自主企画は今のところ出ているのは、しぶちょが世話役の「地酒の会」と「炭鉱(ヤマ)に生きる」の上映会です。」
美咲「へぇ〜、地酒の会はしぶちょが世話役なんですか?期待していいんですか?私こう見えて結構うるさいですよ。」
しぶちょ「変なプレッシャーをかけるんじゃないよ(苦笑)、まぁでも、折角全国からわざわざ福岡までおいでいただくのだから、美咲さんだけじゃなく、皆さんにご満足いただけるような九州ならではお酒をご用意するつもりですよ。」
美咲「やったー。」
しぶちょ「今のところはこんな感じかな。他には?」
事務局「そうですねぇ、2日目お昼の自主企画関連での懸案が水面下で順調に進行中です。」
先輩「あー、『アレ』のことですね。」
美咲「?。『アレ』ってなんですか?」
先輩「ふふ〜ん、大会当日までのお楽しみ。ですよね?しぶちょ。」
しぶちょ「まー、そういうこと。ヌシもわかっておるのぉ・・・クックック」
先輩「いえいえ。しぶちょほどでは・・・フッフッフ」
美咲「こわっ、この二人がやるとリアルすぎて本気で怖いです。(冷汗)」
先輩「ほっとけ!。いやしかし、いよいよゴールが見えてきたよな。」
美咲「そうですねぇ、この半年間よくがんばりましたよねぇ、私たち。」
先輩「うんうん。最初のメール見たときは「なんだこの無茶ブリは」とか思ってたけど、案外やれば出来るもんだよなぁ」
美咲「これで、全国から沢山の方々に来ていただければいう事ナシですね。くー、私ちょっと泣けてきました。」
しぶちょ「あー、もしもし。お二方。感慨に浸っているところ悪いんだけども、何か勘違いしてない?」
先輩&美咲「「へ!?」」
しぶちょ「全国大会は開催がゴールではありませんよ。あそこはスタートライン。すべては全国大会から始まるの。」
美咲「はい?一体どういうことですか。」
企画「全国大会をやりきったーってだけじゃダメだってことだよ。全国大会で得た知識や経験を元に更に次のステップへ踏み出すことが大事なんだな。」
しぶちょ「そ。折角身銭切って、3日間ほぼ缶詰になって色んなことを吸収するんだから、それを吸収したままじゃなく、ちゃんと自分の業務に活かしたり、他の参加できなかった人にも教えたりしないと、勿体ないってこと。」
美咲「なるほど〜」
先輩「とはいえ、私たちの出番は今回で一旦終了ですよね?」
しぶちょ「まぁ、そうなるね。とりあえずはお疲れ様でした。頑張った二人に拍手〜。」
美咲「な、なんか照れますね〜」
先輩「だなぁ、」
しぶちょ「じゃ、最後はお二人に締めてもらいましょ」
先輩「えー、それでは僭越ながら。大学の図書館をご覧の皆様、約半年間、私たち二人の漫才にお付き合いいただきましてありがとうございました。これを読んで少しでも全国大会に参加してみようと思っていただいた方、福岡でお待ちしております。」
美咲「先輩、最後だけまじめにしたって無理がありますって(笑)でもでも、全国大会に来たきっかけが私たちの連載とかだったらかなり嬉しいです。半年間ありがとうございましたぁ〜」
しぶちょ「はい。よくできました。そんじゃ今日の打ち上げに行くぞー」
先輩「え、最後もお酒オチですか?」
美咲「最後くらい、お酒はナシにしましょうよぉ」
しぶちょ「大丈夫、心配しなくても私は日帰りだから呑まないよ。ほらほら、さっさと行くよ」
先輩&美咲「「つ、続きはWebでぇ〜」」



さてさて、大学の図書館での連載は終了いたしましたが、しぶちょに連れられた後のお二人は一体どうなったんでしょう・・・


それでは、後日談の始まりです。


嵐のような打合せの(打ち上げ含む)翌日。図書館の事務エリアには精根尽き果てて灰になりかけている2つの物体が・・・


先輩 「・・・」
美咲 「・・・」
先輩 「・・・・・はぁ(溜息)」
美咲 「・・・・・はぁ(溜息)」
先輩 「生きてるかぁ・・・」
美咲 「・・・ダメです。・・・真っ白です。・・・燃え尽きてます。(;´Д`)」
美咲 「ねぇ、先輩。」
先輩 「なんだー、今朝はもうツッコミする元気はないぞ。HPもMPも0だ」
美咲 「なんでしぶちょってノンアルコールなのにあそこまで弾けられるんですか」
先輩 「本人曰く、『修行の成果により場の雰囲気で酔える境地にまで達した』だそうだ。」
美咲 「・・・・・・(冷汗)。どんな修行なんだろう、あんまし考えたくはないですけど」


....コツコツコツ



課長 「ん、ん〜。二人ともいつまで灰になってるんですか?月末に長期休暇を取るのならちゃんとやることはやって休んで下さいよ。」
先輩&美咲 「「は〜い。わっかりましたぁ〜」」
課長 「まったく〜。ブツブツ・・・」



コツコツコツ....



先輩 「ちくしょう、今日は流石に反撃できる気力すらない。(T皿T)」
美咲 「まぁまぁ、何だかんだ言って課長も休暇許可してくれたし、お叱りは甘んじて受けましょうよ。でも、なんかあっという間に半年過ぎちゃいましたね。早かったなぁ〜」
先輩 「そうだなぁ、噂によるとこの企画、月例会後の懇親会で大枠が決まったって話だぞ。」
美咲 「うひゃー、ホントですか、その話。流石は福岡支部・・・恐ろしい。」
先輩 「それを言うなら『酒の力は恐ろしい』だろ(笑)。」
美咲 「そうかも(笑)。でも良いアイディアっていうのは得てしてそういう場所で生まれたりするんですよね。私みたいに、普段ちょっと引っ込み思案な人とかが折角良いアイディアを持っててもシラフじゃ言い出せなくても、ほろ酔いだとその場の流れで言ってしまえーってコト、あると思います。」
先輩 「誰が何だって?二日酔いのせいでよく聞こえない。」



館長 「そうですか。じゃあ、これでも飲んで症状をやわらげてください。」



先輩&美咲 「「か、館長。また気配を消して背後に立たないでくださいっ!!」」
館長 「ん?別に私はそういうつもりはないのですけどね。(苦笑)ま、とりあえずどうぞ。」
美咲 「こ、これはウ○ンの力。ありがとうございますぅぅ」
先輩 「あちゃー、生き返るぅ〜」
美咲 「先輩、日本語変ですよ。」
先輩 「いや、お約束はちゃんとやらないと(笑)」
館長 「なにやら、昨日は噂の支部長さんがお見えになっていたそうで、所用で外出さえしてなければお会いできたのに残念です。」
美咲 「いやー、お会いしなくて良かったですよ。ねぇ」
先輩 「ははは(汗)。まぁ、全国大会でお会いできるでしょうからそれまでのお楽しみという事で」
館長 「ふむ。それもそうですね。では楽しみしておきましょう。それでは何とか復調されたようですので、お二人ともお仕事頑張ってくださいね。」
美咲 「はい。がんばりますよ〜」
先輩 「差し入れありがとうございました。」



コツコツコツ....



美咲 「あー、びっくりしたー。」
先輩 「あの人、絶対わざとやってるぞ。で、何の話だったけ?」
美咲 「もういいです。なんかヤブヘビな予感がするし。それにしても楽しみですね、全国大会」
先輩 「美咲くんは全国大会デビューだったな。名刺はたくさん用意しておけよ。いっぱい顔を売らなきゃな」
美咲 「そういうもんなんですか?」
先輩 「そういうもんです。勿論、全体会や各分科会に参加して勉強することも大事だけど、人的ネットワーク作りってのもまた大事なコトなんだよ。いつ何時、お世話になったりお世話したりすることになるかわからないからな。」
美咲 「おー、なんか俄然やる気がでてきました。よーし、いっぱい名刺交換するぞー」
先輩 「(まぁ、既に『大学の図書館』に出てる時点である程度、顔は売れてはいるんだけどなー(笑))」
美咲 「ん?何ニヤけてるんですか?ちょっとキモイ。」
先輩 「・・・ちょっと美咲クンこっちにいらっしゃい。(にっこり)」
美咲 「!。はっ、この流れはどこかで・・・」



先輩 「随 分 偉 く な っ た も ん や の ー ! ! く ら え 、ぐ り こ ー っ」



美咲 「ぎ、ギブー、ギブアップですぅ、あーこめかみに穴が開くぅぅ(涙)」



”You got a mail♪”



美咲 「あいたたた。あ、メール来た。」
先輩 「メール着信音もベタだなぁ、お、俺のところにも・・・なになに、『申込締め切りました』だって。」
美咲 「おー、じゃあ、参加者数とかこれで決まりですね。たくさん申込されてるといいですねぇ」
先輩 「そうだな、思いっきり福岡と全国大会を満喫していただきたいね。」
美咲 「それこそ、参加されなかった方々が残念がるくらい楽しんで欲しいですね。」

先輩&美咲「「みなさん、福岡でお待ちしてますよー」」


美咲 「ということで、私たちの出番はこれでホントにおしまいです。ご覧いただいたみなさん、お付き合いありがとうございました。」

****「ホントにおしまいかねぇ・・・」

美咲 「ハッ!、今なんか聞こえたような・・・」


・・・そしてスタートラインへ