6月例会『Twitterを使ってみよう』を開催しました
例会記録をお届けします。
大学図書館問題研究会福岡支部 2010年6月例会報告
日時:平成22年6月19日(土) 14:30〜16:45
場所:九州国際大学メディアセンター1階 PC2教室
参加:会員11名 オブザーバー参加:3名 ツイート参加:8名
テーマ『Twitterを使ってみよう』
進行役:浦さやか(長崎大学附属図書館)
当日のスライド
Twitter初心者を対象に、Twitterのアカウント取得と実習を行った。
なお、今回の例会実施にあたり事前に福岡支部のアカウントを取得し、
当日は Twitterで実況中継を行った。
(福岡支部アカウント=dtkfukuoka)
また、メーリングリストでツイート参加を呼びかけ、
ツイートする際はハッシュタグ「#dtk_f」をつけて例会に関する発言をTwitter上で検索できるようにした。
当日のツイートを下記にまとめています。
http://togetter.com/li/30485#oauth
【Twitter の特徴】
・簡単に情報発信できる。
・他人が発信した情報の引用も簡単。
・非公開の人でなければ相手の許可なく気軽にフォローできる。
・ゆるいつながり。
【アカウント取得・ツイート・ハッシュタグ・フォロー実習】
・当日のアカウント新規取得者は2名で、問題なく取得できた。
・アカウント取得後、各自Twitter上で参加表明した。
・ツイート時に当日のハッシュタグ「#dtk_f」を入力し、自分のツイートの中に貼られたハッシュタグのリンクをクリックし、一覧を表示させてみた。
・ dtkfukuokaをフォローし、各自のアカウントを公表してフォローしあった。注1)
【活用事例など】
大学や図書館でのTwitter活用事例が紹介された。
その後、図書館でTwitterを活用するとしたらどのような方法があるか、またその際の注意点等について意見を出し合った。
1)活用方法
・新着情報をツイートする。
・広報戦略としてTwitterをガイダンスで使う。
・カウンターしながらツイートしてみる。
・図書館キャラクターにツイートさせる。
・日時を指定してレファレンスや図書館への要望を受け付ける。
・期間限定、人数限定にしてツイート参加者に特典をつけるなどすると、人が集まりやすいのではないか。
・図書館限定でなく、全学的サービスとして考える。
2)注意点
・Twitterの広報効果は一過性。
・図書館としてアカウントをとる場合、どのくらいの公式レベルでつぶやくのか?
・学内でどの程度まで承認をとるのか?
・公式にTwitterを広報として使う場合、 Twitterのアカウントを持っていなくても中身が読めるようにしておくことが必要。
【Twitterのあれこれ】
・リツイート(公式リツイート・RT )
他の人のツイートを引用・転送したい場合に使用する。
RTは自分のコメントを加えてツイートできる。
公式リツイートは自分のコメントを加えられないが、改ざんの心配がなく発信元が保証される。
・QT (Quote Tweet )
Quote Tweetとは「引用したつぶやき」という意味。
自分のコメントを加えないリツイートとコメントを加えたリツイートを区別するために考えられたもの。
コメントを加えてリツイートする場合はQTをつける。(公式に決まっているわけではないので、現時点ではRTとQTが同じような使われ方をしている場合がある。)
・Twitter 専用クライアント
Twitterを使うための専用ソフトウェア。
saezuri、TweetDeck、Googleガジェットなどがある。
URLを短縮したり、QTする場合に自動的に引用したいツイートを入力する、といった便利な機能が備わっている。
・bot
botとはロボットのことで、自動的につぶやくプログラムのこと。
定期的に決まった言葉をつぶやいたり、Twitterでつぶやかれた特定のキーワードに反応してつぶやいたりする。注2)
その他様々なツールや連携サービスがある。
【注】
注1)第41回全国大会(大阪)のアカウント @dtk2010osaka も忘れずフォローしましょう。
注2)例会中に@daitaiorangeさんがつぶやいた「質問」という単語に反応して『質問君』というボットがあらわれました。その時の様子は注1)内に書かれています。
【参考文献・サイト】
1) ひらまつたかお(2010)『ツイッターで会社をPRする本 Twitter企業の活用例100』中経出版
2)twitter master / ツイッターマスター
http://twtmaster.com/sitemap
3)twitter公式ナビゲーター[ついなび]
http://twinavi.jp/guides/step1
4)原聡子. 図書館によるTwitter活用の可能性.
カレントアウェアネス. 2010, (304), CA1716, p. 4-5.
http://current.ndl.go.jp/ca1716