大学図書館研究会 九州地域グループ ブログ

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2011年9月例会 「プレゼンテーション演習」記録

大学図書館問題研究会 福岡支部 9月例会報告

2011年6月例会「プレゼンテーションの基礎」で学んだことを活かして、9月例会では「プレゼンテーション実習」を行いました。

日時:2011年9月10日(土) 15時〜17時30分
会場:熊本大学附属図書館中央館 2階第一教員研究室

講師:熊本大学大学院 社会文化科学研究科
   教授システム学専攻 准教授
   北村 士朗 氏

参加者: 会員10名
 
内容:プレゼンテーション演習

前回(6月例会)で学んだプレゼンの基本にのっとってプレゼン演習を行う。
 ・実演者は自らを知る。
 ・それ以外の人は「見巧者(ミゴウシャ)」になる。

1.前回の振り返り

2.プレゼン演習


プレゼンテーション実演(4名)
実演・コメントあわせて1人当たり30分程度


実演者とテーマ
【廣田】大図研福岡支部の紹介(対象:Lifoミーティング参加者)
【平川】OPACとマイライブラリーの使い方(対象:新入生)
【坂本】閉架書庫の利用案内・書庫ツアー・データベース紹介(対象:学部4年)★実演に飛び込み参加!
【柿原】医学論文の探し方(対象:医局の新任秘書)

(見る人)
・フィードバック用紙…実演者ごとに用紙が準備されている。
           実演を見ながら気づいた点を記入する。
・フィードバック用紙を元に相互コメントを行う

(先生)
解説と実演中に作成された改善案の紹介

(実演者)
・振り返りシート…コメントや改善案をもとに記入する


先生から出された改善案、プレゼンTips


スライドを見ながら話すのではなく、スライドが切り替わった時に間をおいていったんスライドを見る。そして前を向いて話すと数秒の間ができ聞く側も理解しやすい。


体が揺れてしまうのは、オーディエンスを見ていないから。見ていたら自分が揺れているのがわかる。


機能・操作よりも、それを使うことによるメリットを伝える。(試験前に必要な本を予約できる等)


アニメーションではデフォルトのスライドインを使いがちだが、目的にあったアニメーションを選ぶ。


図で流れを示すときは流れの方向をアニメーションでフォロー。


話し方に合わせてアニメーションで一度に表示する分量を決める。

 
検索方法の段階図の情報量が多いので、アニメーションをつけて流れをわかりやすくする。まとめでも同じ図を使い復習できるようにする。


段階図の1地点に色をつけて強調し、今どこをやっているか目次がわりに見せる。


自分のPCのパワーポイントが使えない時は、PDFを用意して行くとパワーポイントのバージョンが違っても見た目が崩れることがない。


スライドと実演の行ったり来たりをスムーズにするには?→2台のPCを切り替えて使う。スライドに動画のキャプチャを埋め込む。


各発表者のフィードバック用紙は、福岡支部のメーリングリストで共有しました。