熊本学園大学(くまもとがくえんだいがく)
- 【住所】
熊本市大江2-5-1
- 【大学の目的と使命】
本学は、広く知識を授けるとともに、経済、商業、経営、外国語、社会福祉に関する専門学術の理論を深く教授研究することを目的とし、特に熊本県の海外発展国際的活動の伝統と私学特有の自由闊達の学風を堅持して、知的応用能力高く、教養深き人物を育成して世界文化の推進に寄与することを使命とする。 (『学生便覧』より)
- 【沿革】
1942年 東洋語学専門学校として創立
1950年 熊本短期大学設立
1954年 熊本商科大学設立
1994年 大学名を「熊本学園大学」と改称
- 【図書館の紹介】
蔵書数 76万冊 雑誌種数 8500種
現在の図書館は、1995年に学園創立50周年記念事業として新築
※特徴ある活動
新入生対象図書館ガイダンス 全学部の基礎演習の時間100コマを対象に実施。{大学図書館とは、OPAC検索実習、館内ツアー}
※特色ある所蔵資料
・イギリス、フランスの貧困および救済事業に関する文献・史料コレクション
・松田道雄文庫(旧蔵書)
・マルクス『資本論』各国初版本の蒐集(独、仏、露、英、伊、デンマーク、邦)
・プランゲ文庫(雑誌マイクロフィッシュ、新聞マイクロフィルム)
・外国新聞は原紙で保存(30タイトル、古くは1960年代より)
※市民への公開
貸出が可能な利用者カードの発行(手数料1000円、卒業生は無料)
毎年1000人が登録し、4000冊の貸出がある。
- 【環境】
JR熊本駅よりバス20分。JR水前寺駅より徒歩10分。中心市街地に隣接した文京地区に位置し、緑豊かでホスピタリティに満ちたキャンパスである。付属高等学校、付属敬愛幼稚園も同一キャンパスにある。
- 【特色ある取り組み】
・水俣学研究センター
同センターは、「負の遺産」としての水俣病事件の全体像解明をベースに、新たな学術分野と方法論を開拓する「水俣学」プロジェクトの推進拠点である。2005年3月に、文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業として採択された。水俣学ブックレットシリーズ6冊を刊行中。特に、第3巻『水俣を歩き、ミナマタに学ぶ』は、水俣を訪れたい方には格好の一冊となろう。